本日は、静岡市葵区アパートRの残りの役物(樋・破風・帯)塗装とタッチアップ・掃除・最終検査を行いました。
既にベランダ面の役物に関しては、先日完了しておりますので、今日はそれ以外の3面を塗装致しました。
その後タッチアップ(補修作業)・現場周辺の掃除を行い、もう一度最終検査を実施して問題ありませんでしたので、塗装の工程は全て終了です。
尚、お施主様のご希望があれば、担当者と仕上がりの確認作業を行いますが、今回はお施主様の希望により、弊社の検査(現場責任者とスタッフの2名体制)のみで終了となりました。
従って、明日足場を解体して全日程が完了致します。
竪樋&帯(ベランダ面以外)塗装
軒樋&破風板(ベランダ面以外)塗装
ベランダ面(南面)以外の3面(東面・西面・北面)にある役物を塗装致しました。
軒樋の一部が破損していましたので、防水テープを張り付け補修を行いました。(写真赤〇)
また弊社では、樋や破風などのすべての役物は、上塗りを2回行います。
勿論1回でも綺麗になりますが、艶や耐久性が違います。
上記写真も2回塗ってきれいに艶が出ているのですが、これが1回塗りだとここまでの艶が出ません。
尚、役物が鉄製もしくは木製で劣化している場合は、下塗りを塗装致します。
確認作業中
まずはタッチアップですが、これは塗装作業が終了した後の塗装面に塗り残しや傷がないか確認し、補修をする作業の事です。
この作業をする事で最後の微調整を行い、お施主様に引き渡しが出来る完璧な状態にします。
次に非塗装面に飛散してしまった塗料を布や軍手等で拭く作業があります。(上記写真)
なるべく飛散を避ける為の施策(養生シートなど)を致しますが、作業をしていると不可抗力で塗料が付いてしまう事がありますので、それを拭き取ります。
そして塗装工事を行なうと、非塗装面を保護する養生(ビニールシート)や各種テープなど、様々なゴミが発生します。
そのゴミを拾い、掃き掃除をして現場をきれいにする事も大切な工程です。
これらの作業は、塗装工事において「屋根を塗る」「外壁を塗る」といった大掛かりなものではありませんし、一見すると地味な作業ではありますが、この作業を抜かりなく出来るかで最終仕上がりのクオリティに差が出てきます。
ベランダ手すり塗装(B棟)
今回は、ベランダの手すりをサービスで塗装させて頂きました。(写真はB棟のbefore&after) 塗装前はピンク(A棟)や緑(B棟)だったのですが、樋・帯などと統一感を持たせる為にブラックに塗り替えました。
弊社と致しましては、全体的に調和の取れた仕上がりになっていると思うのですが、いかかでしょうか。
また最終検査中に気になった室外機の配管カバー・エントランスの照明も経年劣化による色褪せが激しかった為、当初の予定にはありませんでしたが塗装させて頂きました。
職人としての性が出てしまい、1つ気になりだすと「ここも」「あそこも」と色々な所が気になってしまいますね。(笑)
配管カバー エントランス照明
ようやく明日で全日程が終了となります。
最後まで気を抜かずに無事に作業を終えたいと思います。