本日は、静岡市駿河区M様邸にて高圧洗浄作業を行いました。
曇り空でいつ雨が降ってきてもおかしくない天気でしたが、実はこの作業は、塗装工事の工程の中でも稀な"雨でも出来る作業"です。
従って、天候を気にする事なく行える(※台風や暴風雨などは除きますが...)為、特にこの時期においては、塗装会社にとっても助かります。(笑)
施工前(外壁)
こちらが高圧洗浄前の外壁写真となります。
写真にあるように、手に白い粉の様なものが付く事を『チョーキング』と言います。
これは、塗膜の初期劣化として表れる症状で、保護機能が失われつつある事を意味します。
M様邸の外壁を触ると、このように手が真っ白になってしまいます。
施工前(手すり)
こちらは、高圧洗浄前の鉄部(手すり)になります。
紫外線や雨などに晒され続けた結果、かなり錆が進行してしまっております。
その為、殆どの箇所で旧塗膜も剥がれてしまっています。
鉄部の劣化は、外壁と比べ格段に速い為、細目にメンテナンスをする必要があります。
施工中
こちらが高圧洗浄中の写真です。
専用の高圧洗浄機を使用し、外壁や付帯物に付いた汚れや藻などをキレイに落とします。
洗浄後(手すり)
上記写真が高圧洗浄後のものです。
この作業をするだけでも施工前と比べ、見た目にもキレイになっているのが、分かると思います。
塗装をする前に行う"高圧洗浄"の役割は、『汚れや旧塗膜を落とし、塗料の密着性を高める事』です。
屋根や外壁にしっかりと塗膜を付け、施工不良(膨れや剥がれなど)の可能性を少なくする為に、大変重要な作業です。
従って、十分に時間をかけて丁寧に行う必要があります。
明日からの作業は、また天候を考慮して判断していきます。