静岡市駿河区アパートHにて帯を塗装で作る作業を行ないました。
今回のアパートは、元々幕板と呼ばれる建材の帯が付いているわけではなく、帯を塗装で作成しております。
下塗り作業中

まず、外壁材と同じ下塗り材(シーラー)を塗布していきます。
塗装するタイミングも外壁を塗る時と同じです。
中塗り(上塗り1回目)作業中
次に中塗りになりますが、赤〇にご注目下さい。
帯の所に1F(オレンジ系)と2F(クリーム系)の塗料がはみ出ています。
帯を塗装で形成する場合は、帯面以外の外壁塗装を完了させてから、仕上げの塗装(中塗り・上塗り)を行ないます。
上塗り(上塗り2回目)作業中
中塗り同様に、細かい作業に向いている刷毛にて作業を行ないます。
他の面は既に仕上がっている為、帯面以外にはみ出さないよう技術と集中力が必要です。
塗装業界では『見切り』といわれる作業ですが、他の箇所を汚さず、一直線に塗装できるかは、職人の腕の見せ所です。
完了

キレイな直線の帯が完成です。
このように幕板が無くても帯を作る事は可能です。
帯を形成するだけでも、だいぶイメージが変わりますので、皆様も塗替え時には一度検討してみてもいいかもしれませんね!