静岡市駿河区S様邸にて棟板金工事を行いました。
昨年の台風24号によって破損した屋根の棟板金(頂部に取付ける部材)を新たに設置致しました。
下地工事(既存貫板撤去)
まずは、破損してしまった棟板金と貫板(下地の木材)を撤去します。
貫板は木材なので、腐食などの経年劣化は避けられず、いつかは交換する必要があります。
下地工事(貫板新設)
次に、棟板金を被せる為の下地補修として貫板を新設します。
下地に関して、通常は木製を使用致しますが、最近では稀に樹脂製のものを選択する場合もあります。
雨仕舞工事(面戸設置)
次に貫板の左右にエプロン面戸(水分や湿気の出口)を設置していきます。
万が一水が浸入しても、これで安心です。
完了(棟包み設置)
最後にガルバリウム鋼板を加工した棟包み(棟板金本体)を設置して完了です。
棟板金の不具合の原因は、固定の役割を果たしている"釘"が、浮いていたり抜けていたりする事が多いです。
普段の雨風なら問題なくても、台風のような暴風雨になると棟板金が破損したり、飛ばされてしまう場合もあります。
このような被害に遭わない為にも、定期的な点検・メンテナンスが必要です。
私達H2リフォームは、現地調査の際に棟板金の釘についても合わせて診ていたり、屋根塗替え時には釘の補修もサービスで行なっております。
お気軽にご相談ください。