屋根の下塗り（葵区Ｓ様邸）
2019.01.26
静岡市葵区Ｓ様邸にて屋根の下塗り作業を行いました。
屋根 施工前
こちらが施工前の写真です。
折半屋根は金属製ですので、一番の難敵はズバリ"錆"です。
今回のお家に関しても、全体的に錆が多く発生しています。
錆の進行が進むと、折半自体に穴が開いてしまったりして、塗装では対処出来なくなる可能性もありますので、定期的なメンテナンスが必要です。
屋根 ケレン作業中
Ｓ様邸の屋根は、金属系の折板屋根になりますので、下塗りを行なう前にケレン（サビや旧塗膜を削ったり、塗料が付き易くなるように敢えて傷を付ける事）作業をします。
ケレンという作業は、屋根だけでなく住宅にある鉄部（雨戸、笠木など）の塗替え時に行なう重要な工程です。
屋根 下塗り施工中
今回使用する塗料は、遮熱塗料（太陽光の赤外線を反射し、屋根の温度上昇を軽減する）です。
また、私達が扱う遮熱塗料は、"下塗り材にも遮熱機能を持たせ、上塗り材と合わせてダブル効果"があるものです。（※遮熱or断熱塗料には、上塗りだけしかその機能がないものもあるので注意）
金属系の屋根は、スレート（カラーベスト・コロニアルは同意語）屋根やセメント瓦屋根に比べ、熱の吸収が激しい為、遮熱機能の効果がより発揮されますので、お施主様にご提案し、採用して頂きました。
屋根 下塗り完了
こちらが下塗り完了後の写真です。
施工前と比べ、錆も消えキレイな仕上がりになりました。
遮熱効果のある下塗り材は、塗料の色としても反射率の高い"ホワイト"になります。
もちろん『上塗りの吸込み防止』と『下地との密着性を高める』という下塗り材の基本機能は、この遮熱用下塗り材にも備わっていますので、ご安心ください。
