静岡市駿河区M様邸のシーリング(コーキングは同意語)作業を行いました。
既存のものを撤去・打替えする事を基本とし、サッシ廻りのみ"増し打ち(既存シーリングの上に新たなシーリングを追加)"にする事としました。
施工前
①撤去②プライマー ③充填
④ヘラ押え
⑤完了
施工前を見て頂ければ分かる通り、シーリングに割れが発生しています。
ただ、幸いな事に割れの幅や深さから判断して、そこまで深刻な劣化状態にはなっていないと思われます。
シーリング工事は、上記写真のように
①撤去(既存物の除去)→②プライマー(接着剤を塗る)→③充填(シーリング材投入)→④ヘラ押え(均一に整える)→⑤完了
という作業工程になります。
今回のお家に関しては、前回フッ素塗料を使用しておりました。
上記塗料は、シリコン塗料など他の塗料と比べ、塗膜自体が若干硬い傾向にある為、ゴムのように伸縮を繰り返すシーリング上ではその動きに追従できず、塗膜の割れが見受けられます。
サイディング外壁の防水機能は、シーリングによって成り立っている為、外壁の劣化だけでなく、シーリングについても注意する必要があります。