本日は、静岡市葵区アパートRの屋根の高圧洗浄作業を行いました。
昨日のブログでもお伝えした通り、今日ぐらいの雨量でしたら高圧洗浄は出来ます。
しかし天気は想定内でしたが、途中で高圧洗浄用のホースが破損してしまうなどの予期せぬ事態が、発生してしまいました。
従って当初は、2棟の高圧洗浄を1日で終了する予定でしたが、今日は1棟のみで終了し、明日改めて残りの1棟を高圧洗浄する事にしました。
入居者の皆様には、ご迷惑をお掛けして大変申し訳ない気持ちで一杯ですが、その分仕上がりについてはご満足頂けるものに致します。
高圧洗浄前(A棟)
全体的に汚れが激しい状態です。
また〇で囲った部分は、コケがびっしり生えています。
コケは、日当たりの悪い北側の面に比較的多く発生します。
高圧洗浄作業中(A棟)
高圧洗浄も大事な工程の1つです。
この作業を念入りに行い、屋根の汚れ・カビ・コケ等をちゃんと落とせるかが、その後の塗装の仕上がりに大きく影響してきます。
なぜなら、汚れが残っていると、塗料の密着性がグンと落ちてしまうからです。
汚れをキチンと落とせば、屋根に塗料を塗る事が出来ますが、中途半端に汚れを残してしまうと、汚れの上に塗料を塗る事になってしまいます。
これでは、塗料がすぐに剥がれてしまうという事なのです。
高圧洗浄完了(A棟)
屋根の汚れ等の付着物が取れて、キレイになりました。
「洗浄前」の写真では、屋根が黒く見えていましたが、「完了」の写真ではだいぶ白く見えます。
汚れを落としきった事もそうですが、今回は殆ど機能していなかった旧塗膜(前回の塗膜)も除去した為、このような結果になったと思われます。
今日の作業は、日程を変更するという少しイレギュラーな形となりました。
作業を急ぐなど無理をしてやり続ければ、日程を守る事が出来たのかもしれません。
ただその場合、高圧洗浄の最重要目的である『付着した汚れやカビ・コケをキレイに落とし、塗装の密着性を高める』という事が疎かになる可能性がありました。
実際の作業現場では、今日のような機械の不具合や急な天候の変化など、当初の予定通り・セオリー通りいかない事が多々起こります。
"不測の事態を起こさない事前準備"も大事ですが、"起こってしまった事態にどう対処出来るか"も同様に重要な事です。
今回は、"作業日程"よりも"作業の正確性・丁寧さ"を重視させて頂く判断を致しました。