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屋根改修工事~葺き替え開始~(駿河区M様邸)

2018.07.12

屋根改修工事~葺き替え開始~(駿河区M様邸)

本日より、静岡市駿河区M様邸の屋根葺き替え工事(既存の屋根を撤去し、新たな屋根の取付)が始まりました。

雨漏りが発生していた為、なるべく早く取り掛かりたかったのですが、天候不順が続き中々開始ができませんでした。
本日は、明日以降本格的に始まる工事に向けて、まずは屋根の下準備からです。

施工前(屋根全体)
屋根③.JPG
こちらが施工前の折半屋根の写真になります。
一見すると、『退色や錆が多数見受けられるなぁ』という具合の症状です。
しかし内部を詳細に点検すると...

施工前(屋根内部)
屋根 面戸⑤【加工】.jpg
こちらが、屋根内部の写真ですが、赤色でマークしたところにご注目ください。

本来折半屋根には、"面戸(めんど)"と言われる雨水の侵入を防ぐ金属製の部材が設けられています。
また、"タイトフレーム"と呼ばれる金属製の部材が、下地(梁)と屋根を固定する為設置されているはずです。
しかし、上記写真では、あるはずの面戸やタイトフレームが全て腐食しきって無くなっていたのです。
実はその残骸が、赤マークの中に積み上げられているものなのです。

つまり、現状で屋根と下地は固定されておらず、雨水も屋根内部に侵入してしまっているという極めて危険な状態でした。

お施主様も、当初外壁と同様に屋根も塗装によるリフォームをご検討されていました。
しかし、検討段階で建物の一部に雨漏りが発生してしまい、その部分の雨漏りの応急処置をしてほしいとのご相談を受けました。
その後、雨漏りの原因究明も含め屋根を詳細に点検したところ、至る所にかなりの腐食や傷みが発覚しました。
その為、当社の見解として、以下の通りご説明致しました。

・この屋根の状態に塗装をしても雨漏りの解決にはならない事
・雨漏りは、今回の箇所だけでなく既に建物全体に可能性がある事
・今の屋根構造では、応急処置をしてもすぐに再発or別の箇所から発生する可能性がある事
・既に屋根自体の耐久性が殆どない事
・塗装をして塗膜の性能(耐候性や低汚染性など)が活きている段階でも、先に屋根材自体が寿命を迎え、遅かれ早かれ屋根の葺き替えをしなければならない可能性が高い事
・その場合は、今回の応急処置や塗装の費用が無駄になってしまう事
・一方で葺き替え工事は、上記工事よりも初期費用が多くかかってしまう事

上記にもあるように葺き替え工事は、塗替え+応急処置よりも初期費用がかかってしまう為、お施主様のご負担増になり、ご希望の内容ではないかもしれません。

勿論、屋根の状態がある程度良く、雨漏りなどの症状がなければその選択肢にして、次の塗替え時期に当たる数年後に交換という事も考えられます。
その場合の費用は、塗替え費用+応急処置費用+葺き替えになるわけですが、塗替え+応急処置の費用が無駄にはならないと思います。

しかし今回の状態は、明らかに葺き替えを行わなければならない劣化具合や雨漏りの症状(予備軍も含む)が顕著に表れていました。
この条件下では、塗装後すぐに葺き替えになる可能性がかなり高いので、塗替え+応急処置費用が無駄になってしまいます。(まだ塗膜は活きていますから)

屋根の塗替えや応急処置も決して安い工事ではありませんので、その費用を葺き替えに回すのが、一番なのではないかと結論付けました。

またもう1つご提案の際に考慮すべき大切な事がありました。
お施主様は、このお家を中古住宅としてご購入されたばかりです。
という事は、今後もなるべく長い間このお家で過ごし、大切にしていきたいと思われているのではないかという事です。

以上の事を全てお施主様にお話しさせて頂き、当社としても相当悩みましたが、『塗替え+応急処置』ではなく、『屋根葺き替え工事』をご案内致しました。

当初の予算をオーバーしてしまいましたが、大変有難い事にお施主様は、弊社の提案をご理解し採用して頂きました。

"塗替え"にしても"葺き替え"にしても、高い工事である事は間違いありません。
従って弊社では、ご相談を頂いた際には、丁寧でなるべく分かり易い説明を心掛けています。

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