まずは、西日本豪雨の被害に遭われた方々、及びその関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
台風と梅雨前線の影響により、作業がストップしておりましが、ようやく天気が回復しました。
本日は、静岡市駿河区M様邸にて外壁の中塗り作業(上塗り1回目)を行いました。
M様邸は、1Fと2Fの外壁材が異なる為、それぞれに合った塗料を使用致します。
また、お施主様のご希望により、各階異なる色を使い、2トーンカラーのお洒落な外壁となります。
従って施工前との雰囲気が、ガラリと変化する予定です。
中塗り作業中(上塗り1回目)
2Fの外壁は、チョーキング(手に白い粉のようなものが付く劣化現象)が激しかった為、耐候性の高い塗料を使います。
1Fの外壁は、汚れやコケなどが多数発生していた為、低汚染性の高い塗料を選びました。
また下塗り時と同様に、外壁材の種類によって塗り方(ローラーor刷毛)も変えております。
中塗り完了後(上塗り1回目)
こちらが中塗り完了後の写真です。
どちらも下塗り時と比べ、艶のあるキレイな仕上がりになっているかと思います。
中塗り塗料と上塗り塗料は、基本的に同じものを塗布します。(塗料によっては例外もあります)
つまり、実質的には上塗り材を2回塗る為、『中塗り=上塗り1回目』という事になります。
各塗料メーカー様が、カタログやHPで謳っている性能や特徴は、"2回塗り"を前提としています。
従って、1回塗りでは本来の機能を果たせないので、施工不良(塗膜の剥がれ・膨れなど)や劣化現象がすぐに発生してしまいます。
ただ、正直に申し上げまして、一般の方々が"1回塗り"なのか"2回塗り"なのかを判断する事は、ほぼ不可能だと思います。(パッと見では、どちらもキレイな仕上がりに見えますから)
そうなるとやはり大切な事は、信頼できる施工会社さんに依頼する事です。
そして弊社としては、事前の丁寧な説明や誠実な施工が重要なのだと改めて感じます。