屋根の下塗り（駿河区O様邸）
2019.04.12
静岡市駿河区O様邸にて屋根の下塗り作業を行いました。
屋根 施工前
こちらが施工前の写真です。
屋根材の表面に特殊加工が施されている為、塗料の選定は慎重に行なう必要があります。
全ての屋根に対応できる万能塗料は、ありません。
施工不良（すぐに剥がれてしまう・塗膜が膨れてしまうなど）を起こさせない為に、どの塗料が適しているのか見極める事が非常に重要です。
棟板金 ケレン作業中
棟板金 錆止め施工中
棟板金 錆止め完了
まずは、棟板金（屋根の頂部に取付ける金属製の部材）の下地処理です。
この部材は鉄部ですので、下塗りを行なう前にケレン（サビや旧塗膜を削ったり、塗料が付き易くなるように敢えて傷を付ける事）作業をしてから、錆止め（鉄部専用の下塗り材）を塗る必要があります。
屋根 下塗り施工中
今回お施主様の希望は、遮熱塗料（屋根の温度上昇を軽減できる塗料）でした。
従って、下塗り材も遮熱機能のある専用塗料を使用します。
（㊟ 遮熱塗料の中には上塗りのみに機能があり、下塗りに遮熱機能が無いものもあります）
屋根 下塗り完了
こちらが下塗り完了後の写真です。
赤い部分が錆止め箇所、その他白い部分が遮熱塗料箇所になります。
ちなみに遮熱機能は、白に近い程効果を発揮します。
基本的に下塗り材の色は、"透明"か"ホワイト"の2種類となりますが、遮熱専用下塗材は、当然"ホワイト"になります。
