外壁のひび割れ補修（駿河区M様邸）
2018.06.02
本日は、駿河区M様邸の外壁に出来てしまったクラック（ひび割れ）の補修作業を行いました。
当初の日程としては、施工期間が長くなる梅雨時期を避ける為、7月中旬頃の梅雨明けの施工を予定しておりました。
その後色決めの打ち合わせの最中に、お施主様から『外壁にあるクラックがどうしても気になるので、何とかなりませんか？』とのご相談を受けました。
検討の結果、応急処置としてコーキング（目地などの隙間を埋める材料）で補修する事と致しました。
作業自体は短時間で終わるものでしたが、アップスライダー（長さを調整できるハシゴ）での作業だった為、いつも以上に慎重に工事をさせて頂き、無事に終了致しました。
施工前
M様邸の外壁に出来たクラック写真になります。
このようなヒビが、外壁の数か所に発生していました。
クラックは、主にモルタルやコンクリートに発生しやすい劣化現象です。
発生の主な要因としては、季節の温度や乾湿の差によって起こる体積の収縮や地震などの外から加わる力などです。
施工後
こちらがコーキングによる補修後の写真になります。
今回はコーキング材を充填するというより、『刷り込む』ような方法を取りました。
なぜなら、塗装後になるべく補修箇所が目立たなくなるようにする為です。
どうしても補修箇所は、多かれ少なかれ補修分の凹凸が出てしまいます。
皆様もご覧になった事があるかもしれませんが、いかにも『クラック補修しました！』と補修跡が分かってしまう外壁を見かける事があります。
これでは、せっかく外壁をキレイに塗り替えても見た目がカッコ悪いですよね...
従って、出来る限り補修跡が出ないようにするにはどうすればいいか考えた結果、このような方法を取りました。
今回のクラックに関しては、通常ならば下塗りに微弾性フィラー（シーラーの機能に加え、伸びと厚みを持たせる事で隙間を埋める目止め効果がある下地調整材）を使用すれば問題ありません。
ただ、もちろん施工方法の正誤は重要ですが、お施主様の悩みや不安を解消する事もまた非常に大切な事だと思います。
弊社にご依頼の際には、疑問や不安などはお気軽にご相談ください。
