天候不良が続き、なかなか作業の出来ない日が続いておりましたが、ようやく天気が回復した為、静岡市駿河区Y様邸の屋根材を張る作業を開始致しました。
既に野地板(屋根の下地材)とルーフィング(防水シート)を取付ける作業が、完了しておりましたので、いよいよ仕上げ材の施工となります。
本日はまず、墨出し(仕上げ材の位置の基準線を書く)や瓦桟木(屋根を留める為の角材)などの下準備を行いました。
屋根重ね葺き工事も最終段階に突入です。
墨出し(すみだし)&瓦桟木(かわらさんぎ)
上記写真は、墨出しと瓦桟木作業後のものになります。
まず、青色の枠の中に線がありますが(少しわかりづらくてすみません...)、これが『墨出し』です。
このように工事の進行に必要な基準線を表示する事で、仕上げ材を正確な位置に施工する事ができます。
次に、赤枠で囲った緑の角材が『瓦桟木』です。
この建材を設置する事で、仕上げ材を屋根に留める事が出来るのです。
明日も予報は晴れですので、仕上げ材取付作業を行えそうです。
※梅雨時期の施工について※
この時期における施工は、天候不良が続いたり突然の天候の変化などがありますので、当初の予定通りに作業を進行する事が、なかなか難しいのです。
従って、お施主様・近隣住民の皆様にはご迷惑をお掛け致しまして、大変申し訳なく思っております。
ただ、工期を守る事に重点を置いてしまい、施工が疎かになる事は避けるべきだと弊社は考えます。
工期に関しては、施工前や施工中においても丁寧にご説明させて頂き、『5年後・10年後を見据えた施工』をさせて頂きます。